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群馬初中で楽しい田植え体験

丁寧に苗を植え付けていく

 6月19日、群馬朝鮮初中級学校児童・生徒たちの田植え体験が行われた。

 昨年に続き2回目となる田植え体験は、群馬県藤岡市に住む高瀬忠尚さんの協力で実現された。

 今回の田植えは、330坪の田に全校生が出向いて行われた。

 田植え体験は、朝鮮学校の生徒たちが田植えや草取り、秋の収穫、脱穀にいたるまで米づくりの全工程を体験するもの。そして最後には、子どもたち自身が育てた米でご飯を炊き、食する。

 苗を一株、二株、手に取って、子どもたちは泥まみれになりながら心を込めて田植えをした。

 高瀬さんは、子どもたちに農作業の大切さを語りかけながら、「心を込めて育てた米を一粒もムダにせず、感謝の気持ちを持ってよく食べてもらいたい」と強調した。

 また、低学年の児童らは畑でジャガイモ掘りにも精を出し、掘ったジャガイモをたくさん家に持ち帰った。

 生徒たちはそれぞれ、「稲がはやく育って稲穂が実れば良いなぁ」などと、早々に秋の収穫に思いをはせていた。【群馬初中】

[朝鮮新報 2009.7.13]