大阪・八尾柏原の同胞4団体 「未来塾」を開講 |
「活力ある同胞社会を築こう」
大阪の東阿八尾柏原商工会、ミレ信用組合八尾支店、八尾柏原青商会、NPO法人八尾柏原コリアントンポネットの4団体によるコリアンエコノミックネットワーク「未来塾」が開講した。 同塾は、より豊かでより力強い同胞社会を作っていくことを基本コンセプトにした在日同胞たちのための経済経営ネットワークだ。9月から4団体による実行委員会を立ち上げるなどの準備を重ねてきた。 11月18日、ミレ信用組合八尾支店で行われた開講式には、地域の同胞をはじめ80人を超える同胞、関係者らが参加した。 1部ではミレ信用組合八尾支店の業況報告が行われ、2部では、アーバンベネフィット株式会社取締役会長の木村勝男氏による記念講演が行われた。
3部では懇親会も行われ、各団体の紹介と「未来塾」についての説明などがなされた。
参加者たちは、「長引く経済不況に円高とデフレなど、同胞を取り巻く経済環境がかんばしくない中、『明るく力強い同胞社会』の実現に向けて力を合わせていく大切なきっかけになる」「経営のスキルアップとともに、これからは情報交換も大事だ」などと感想を述べていた。 「未来塾」では、@地域同胞たちのスキルアップ、Aネットワーク形成と情報交換、B経済経営セミナーや情報交換会の開催などを通じた継続的な運営を目標に、元気で活力のある地域同胞社会実現のための活動を展開していく予定だ。 また、「八尾からの発信」で地域を越え、さらにネットワークを拡大していくことも目指している。【NPO法人八尾柏原コリアントンポネット】 [朝鮮新報 2009.12.14] |