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愛媛県商工会主催で懇親会 朝・日友好親善促進を

食事をしながら交流を深める参加者たち

 愛媛県商工会が主催する「朝・日友好愛媛ネット」(仮称)の第2回懇親会が16日、松山市内の同胞飲食店で行われた。朝鮮側から、愛媛県商工会の金光珠理事長と朴宣昌常任理事(県青商会副会長)、尹勲理事(県青商会会長)、四国朝鮮初中級学校の呂東珍校長、日本側から弁護士、税理士、記者らが参加した。

 金光珠理事長は、民族教育権、生活権など同胞の人権擁護と地位向上のために尽力し、国交正常化に向け両国関係の正しい歴史を共有するための学習会や訪朝など、朝・日友好親善を深めるための活動について提起した。

 懇親会では、日本人士らが南北朝鮮をそれぞれ訪問したときの体験談を披露した。呂東珍校長は、朝鮮学校の実情や法的、制度的差別の現状について説明し、民族教育に対する理解を求めた。

 参加者たちは、日本当局に対する要請活動や互いの情報交換の必要性について確認し合った。

 また、在日朝鮮人に対する理解を深めるためには過去の歴史を知らなければならないと確認し、金光珠理事長が提起した会の趣旨や活動内容に賛同した。【愛媛県商工会】

[朝鮮新報 2009.11.30]