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徳島の日本人士ら 訪朝報告会 「日朝友好徳島モデル」の確立を

 徳島の日本人士たちによる訪朝報告会「聞いた、見た、知った、朝鮮」が13日、徳島市のホテル千秋閣で行われ、日朝友好徳島県民フォーラム(以下、フォーラム)の会員をはじめ県内の新聞記者や大学生ら25人が参加した(写真)。

 会場入口には、訪朝時の写真や記念品が展示され、参加者の関心を集めた。

 報告会では、訪朝団団長の本田耕一・フォーラム代表幹事がDVDを上映しながら解説し、篠原清美・フォーラム顧問と後藤正秀氏(税理士)がそれぞれ感想を述べた。

 初めて訪朝した83歳の後藤氏は「とにかく行って良かった。今まで30数カ国を旅したが、朝鮮は美しく、人々の純粋さに感激した。今度は必ず家内をつれていきたい。皆さんもぜひ行ってほしい」と熱く語った。

 訪朝団に同行した総連徳島県本部の崔永寛委員長は、朝鮮内外の情勢について話し朝鮮を正しく理解してほしいと強調。そのためにはチュチェ思想をともに学ぶことが大事だと述べた。

 うすき春夫県議は、訪朝の報告を聞いて「1995年に送ったコメ支援のことを朝鮮の関係者が忘れず、謝意を述べていたことが大変うれしかった。残念ながらまだ訪朝したことはないが、機会があれば必ず行きたい」と述べた。

 関係者たちは、2012年4月に20人規模の訪朝団を組んで訪朝しようなどと話し合った。また、「今日を契機に日朝友好運動の徳島モデルを確立し発信して行こう」との崔委員長の呼びかけに賛同した。

 フォーラムと徳島県教職員組合は12月5日、四国朝鮮初中級学校を訪問し交流・親善を深める予定だ。5回目の開催に向け四国各県の関係者に呼び掛けている。【徳島支局】

[朝鮮新報 2009.11.24]