朝銀西信用組合創立10周年 広島納涼祭 地域同胞社会の活性化を
納涼祭を成功裏に終えた実行委員たち
売店で汗を流すオモニたち
納涼祭には1280余人が参加した
好評だった生徒たちの公演
「朝銀西信用組合10周年記念大納涼祭2009」が8月22日、広島朝鮮初中高級学校グラウンドで行われた。朝銀西信用組合の広島、天満、福山各支店と広島県青商会、朝青広島県本部、留学同中四国地方本部が共催した集いには、1280余人が参加した。
納涼祭を成功裏に行うため、朝銀の職員や若い世代の各団体のメンバー、女性同盟のオモニたちは売店の準備や会場のセッティングなど、準備作業を進めてきた。天満支店では、管轄する西地域で実行委員会を発足させ、総代の崔甲龍さんを責任者に参加呼びかけなどの活動を積極的に行った。
広島初中高の幼稚班園児たちによる公演で幕を上げた集いでは、実行委員会の姜二中委員長があいさつ。今回の集いは朝銀西信用組合創立10周年を祝うとともに、青商会をはじめとする若い世代の団体が共催することで、県内の同胞と日本の人々に力と勇気を与え、交流を深めることを目的に開かれたと述べた。
また、今回の集いを機に組合員と職員をはじめとする参加者たちが親ぼくを深め、創立10周年を迎えた朝銀西信用組合の発展と広島地域同胞社会の活性化のための協力を呼びかけた。
集いでは乾杯に続き、歌合戦が行われ、東、南、呉、東部、西など各地域の同胞と日本人士たちが自慢の歌声を披露した。続いて、広島初中高生徒たちの公演が行われた。公演では、中、高級部民族器楽部の「アリラン」や初級部と中級部舞踊部の踊りなどが披露された。また、友情出演した尾長バトンクラブの公演や日本のタレントによる特別公演も好評を博した。
一方、男性たちのシルム(朝鮮相撲)と女性たちの尻相撲も同時に行われ、シルムの優勝者には米30キロが贈られた。
広島朝鮮歌舞団の公演が始まると、参加者たちは朝鮮の歌に合わせてオッケチュムを踊るなど大いに盛り上がった。
集いの最後には、抽選会が行われ、豪華な「ナイアガラの滝」(花火)で幕を閉じた。【実行委員会】
[朝鮮新報 2009.9.24]