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青商会

 西横浜地域青商会の結成総会を取材した。神奈川県青商会や各地域の青商会の代表たちはもちろん、同地域の幅広い同胞たちも詰めかけ若い世代の門出を祝った。

 新たに選出された会長をはじめとする7人の幹事たちは、自分たちが中心となって地域の同胞社会を盛り上げていくという並々ならぬ決意を力強く語った。

 同世代の人間として、各地の青商会を取材しながら思うことは、とにかくみんな「パワフル」ということ。イベントの下準備や進行、同胞たちへのアピールなど、これまでとは違った斬新な取り組みにはいつも驚かされるが、食事会でのアルコールの飲みっぷりも尋常ではない。

 飲む量もさることながら、「コール」に合わせてビールや焼酎を「一気」している同世代の人たちを見ていると、肝臓が悲鳴をあげているのではないか、痛風や糖尿になるのではないかと、とても他人事とは思えない。

 「地域同胞社会、ハッキョ、子どもたちのために」というスローガンは、口で言うのはたやすいが、実際に行動に移すとなるとそう簡単ではない。しかし、それを笑いながら(たまには二日酔いになりながら)目に見える形で着実に実践していく青商会は、今では同胞社会にはなくてはならない存在となっている。

 日本当局やメディアによる朝鮮や総連、在日同胞に対するバッシングが続く中、同胞社会は引き続き厳しい状況に置かれているが、青商会の力強い面々たちがいる限り、同胞社会の将来は明るいという展望を抱かせてくれる。(松)

[朝鮮新報 2009.4.6]