体連常任理事会 今年を総括 「トンポアイネット拡大21」 来年もスポーツ通じ推進 |
在日本朝鮮人体育連合会(体連)常任理事会第20期第11回会議拡大会議が13日、朝鮮出版会館で行われ、総連中央の「益柱副議長兼民族圏委員会委員長と金尚一副委員長、体連の李清敬理事長、各種目別協会、地方体育協会の代表らが出席した。会議では、金露顕新会長が選出された。 ※ ※
会議ではまず、金露顕会長が就任のあいさつをし、反朝鮮、反総連の風潮がはびこるなか、同胞社会においてスポーツ事業はとりわけ重要であり、これを活性化することによって「トンポアイネット拡大21」をさらに力強く推し進めていこうと呼びかけた。 続いて、李清敬理事長が2008年度の事業を総括した。 李理事長は、各組織と体育人たちが北京オリンピックやサッカーW杯をはじめとする各種大会での朝鮮選手と在日同胞選手の活躍に鼓舞され、「トンポアイネット拡大21」を力強く進め、同胞民族圏を守り拡大するために大きな役割を果たしたと指摘した。 そして、2009年度の活動方針として▼同胞民族圏の拡大▼体連結成55周年記念事業の開催▼種目別協会と地方体育協会のさらなる強化−を挙げ、今後も同胞体育人を発掘し、スポーツ行事とスポーツサークルの数を増やし、「トンポアイネット拡大21」をさらに進めていこうと強調した。 会議では、東京体協の林健吉副会長兼理事長、陸上協会の黄良守理事長、兵庫体協の黄泰益会長、登山協会の朴相俊理事長、埼玉体協の黄雲海会長、芸術体操協会の韓錦女副会長兼理事長、蹴球協会の李康弘理事長が「トンポアイネット拡大21」の過程で得た経験について討論した。 「益柱副議長兼民族圏委員会委員長がまとめのあいさつをし、鄭元海前会長の功労、努力をねぎらい、新会長を激励した。 そして「体連の役割はいっそう高まっている。日本当局の不当弾圧を粉砕し、団結してさらなる成果をあげていこう」と語った。 体連では、来年7月10日に結成55周年記念大会と祝賀宴を催すほか、秋に日本のスポーツ関係者の訪朝を計画している。(李東浩記者) [朝鮮新報 2008.12.17] |