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〈北京オリンピック〉 女子サッカー ナイジェリアに1−0で勝利 |
【瀋陽発=李東浩記者】北京オリンピックの開幕式に先立ち6日、女子サッカーの一次リーグが中国各地の競技場でいっせいに始まった。ドイツ、ブラジルと共にグループFの朝鮮は、瀋陽オリンピックスタジアムでナイジェリアと対戦、主将のFWリ・グムスク選手を中心に強い精神力と固い守り、高い技術を披露し1−0で初戦をものにし勝ち点3を獲得した。 朝鮮は前半27分、左サイドから中央に流れたボールをリ・グムスク選手が相手DFをひきつけて後方に落とし、走り込んだキム・ギョンファ選手がゴール左上隅に豪快なシュートを放って得点した。41分にはPKを得たが、惜しくも加点出来なかった。 試合終了後、キム・ボンイルコーチは「まずは初戦を突破出来てうれしい。祖国の人民、在日をはじめとする海外同胞の期待に応えるため、力の限りを尽くしこれからも良い結果を出していきたい」と述べた。 次の対戦相手は南米の強豪・ブラジル(9日、日本時間20時45分から瀋陽オリンピックスタジアム)。また優勝候補のドイツとは12日に試合が予定されている。 この日、スタジアムには朝鮮選手団のキム・ヂャンサン団長をはじめ「第29回オリンピック競技大会応援団」(166人)など数百人の朝鮮応援団が共和国国旗をなびかせ、応援歌を歌いながら声援を送った。 一方、この日対戦したドイツとブラジルは0−0で引き分け、この結果、朝鮮はグループFの1位に立った。 [朝鮮新報 2008.8.7] |