〈北京オリンピック〉 朝鮮選手団 北京到着
金メダルへの自信覗かせる 【北京発=李東浩記者】第29回夏季オリンピック競技大会(北京五輪)に出場する朝鮮の国家代表選手が続々と現地に入っている。
インタビューに応えるクォン・ウンシル選手(アーチェリー代表) 2日午前には朝鮮オリンピック委員会パク・ハクソン委員長、選手団キム・チャンサン団長をはじめとする役員と重量挙げ、アーチェリー、体操の監督、選手たち39人が北京首都国際空港に到着した。選手たちは共和国創建60周年を華々しい競技成績で輝かせようという気概に満ちていた。
「朝鮮男子重量挙げの新しい姿を披露したい」との決意を胸に北京に降り立ったキム・チョルチン選手は「金メダルを獲る。自信はある」と一言だけ残し選手村に向かった。
一方、女子サッカーチームは祖国の人民、在日の同胞をはじめとする海外の同胞たちの期待に優勝で応えるべく、着実に準備を進めている。初戦は開幕式を目前に控えた6日、瀋陽で行われる。
朝鮮オリンピック委員会のキム・ジョンマン氏は、「目標はあくまで優勝。作戦は瀋陽で披露することになるだろう。主将のリ・クムスク選手をはじめ、選手たちのコンディションはとても良好だ」と述べ、笑みを浮かべた。
別の関係者は、「今大会を通して朝鮮人民の気概を世界は目の当たりするだろう。選手たちは国家の名誉のためにもてる限りの力を発揮してくれるはずだ」と語った。
朝鮮選手団は早くも各国報道陣の注目を集めている。
[朝鮮新報 2008.8.2]