「期待に応えたい」自信覗かせる

　京都朝鮮中高級学校の蔡知怜選手（高２、写真）が埼玉で行われる全国高等学校総合体育大会（インターハイ）の水泳競技大会（競泳）、女子平泳ぎ２００メートル（予選、決勝、１７日）、１００メートル（予選、決勝、２０日）に出場する。２大会連続だ。

　昨年の大会（佐賀）では決勝進出こそ叶わなかったが、１年生ながら２００メートルで１４位、１００メートルで１３位という予選記録を残している。

　「上を目指してどんな試合でもベストを尽くしたい」と誓った昨年の大会から１年、「精神力、スピードの向上」を課題に励んできた。

　「同胞たちの応援にいつも勇気をもらっている。恩返しができるように試合に臨みたい」と、抱負を述べた蔡知怜選手の今大会の目標は昨年とは違い、参加だけがすべてではない。

　「もっと高い目標を自分に課している。同胞たちの期待に応えたい」と自信を覗かせた。

［朝鮮新報 2008.8.1］