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東京朝・日スポーツフェスティバル 多彩な競技で交流、体験

第38回日朝親善サッカーも 在日同胞、日本市民ら3000人が集う

 東京の在日朝鮮人体育協会、競技別協会、学生体育クラブ委員会が中心となって共催する「東京朝・日スポーツフェスティバル」が6日、東京朝鮮中高級学校で行われ、同胞や日本人のスポーツ愛好家、初・中・高級部生徒と家族ら3千人以上が参加。第38回日朝親善サッカー、都内学校対抗運動会が同時開催された。総連東京都本部の朴昌吉委員長、都議会の初鹿あきひろ、大松あきら、高倉良生議員らも駆けつけた。



対都立三鷹高校戦で決勝ゴールを決めた東京朝高の尹英勝選手(高2)

 今年で38回目となるフェスティバルは、日朝親善サッカーの伝統と理念を広め子どもたちにいろんなスポーツを体験してもらおうと、競技別協会、クラブ、団体が賛同して企画された。同胞と日本人が一堂に会し、さまざまなスポーツで交流するのは初めての試み。

 サッカー、ラグビー、バスケットボール、バレーボール、卓球、ボクシング、柔道、朝鮮相撲、囲碁、新体操などの競技で、日朝交流戦や子どもたちを対象にした体験・指導教室が行われた。

 ボクシングWBC世界スーパーフライ級16代・18代チャンピオンの洪昌守さん、バレーボール元日本代表で世界バレーボール連盟公認コーチ資格を持つ田中直樹さん、バスケットボール東京日産ヘッドコーチの北條貴裕さんをはじめとした指導者、現役プロ・アマ選手、往年の名選手らが子どもたちにスポーツの楽しさを伝えた。

学校対抗運動会で縄跳びをする千葉初中の生徒たち

 日朝親善サッカーでは、東京中高が都立三鷹高に1−0で勝利した(TリーグU−18第7節の公式戦)。

 東京都サッカー協会の安田一男会長は「両チームとも素晴らしいプレーを見せてくれた。

 今年は大きなイベントになったが、これからも大会を発展させ、相互理解と友好親善が広がることを願う」と述べた。(泰)

[朝鮮新報 2008.7.9]