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兵庫県高校総体ボクシング競技で優勝 神戸朝高 李俊憲選手がインターハイへ

インターハイ出場を果たした李俊憲選手(前列左から2人目)と学父母ら

 インターハイ予選を兼ねた2008年度兵庫県高等学校総合体育大会ボクシング競技が5月30日から6月1日にかけて西宮香風高で行われ、神戸朝鮮高級学校の李俊憲選手(高2)がフェザー級で優勝、7月27日から埼玉県草加市で開催されるインターハイ出場を決めた。神戸朝高は学校対抗でも堂々2位の結果を残した。神戸朝高の選手が全国大会に出場するのは、5年連続13回目となった。

 李俊憲選手は、大会準決勝で相手選手に強烈な左右のストレートを浴びせるなど主導権を握りRSC勝ちした。決勝戦では川辺太一郎選手(赤穂高)と果敢に打ち合いダウンを奪うなど大差で判定勝利を収めた。

 李俊憲選手は20日から22日にかけて奈良県で行われる近畿高等学校ボクシング選手権大会にも出場する。

 大会に出場した神戸朝高・李智志(高2、ライトフライ級)、文志成(高2、フライ級)の2選手も大健闘した。

 李智志選手は準決勝で試合開始直後から猛烈なラッシュを仕掛け、RSC勝ち(1R)で決勝に進出、強豪・西宮香風高の選手を相手に一進一退の攻防を繰り広げるも僅差の判定で敗れた。また、文志成選手は準決勝で前へ出るボクシングを展開し果敢に攻めポイントで同点にもっていったが、判定負けを喫した。

 一方、連日試合会場で選手らを応援した同部後援会の文斗萬会長は、「出場した3選手はとてもがんばっていた。優勝した李俊憲選手は神戸朝高の自慢であり、兵庫同胞の希望だ。全国で大活躍してもらいたい」と話していた。【神戸朝高ボクシング部】

[朝鮮新報 2008.6.11]