在日バスケ協会のページ 初夏の熱風 |
学生選手権大会 第12回中高級学校学生選手権大会が3月29、30の両日にかけて兵庫県立総合体育館で行われた。中級部は男子10、女子8チームがトーナメント方式で熱戦を繰り広げた。 今大会で中級部男子の台風の目となったのは、近年着実に力を蓄えてきた東大阪。個々の能力とプレスからの鮮やかなターンオーバーで決勝へと進出した。一方、前回覇者の九州中高は決勝戦まで余裕のゲームを展開した。 決勝戦開始早々、東大阪は怒涛の攻撃で九州中高のプレスを難なくかわした。たまらず九州はタイムアウトをとりシステムチェンジ。両者譲らないまま迎えた第4クォーターでは、集中力を保ち走り続けた九州が競り勝ち、連覇を成し遂げた。 3位決定戦では、シュート力で勝った尼崎が一点差で東京第1を下した。また、1回戦で接戦の末、東大阪に敗れた神戸も、中央大会ではおもしろいチームになるだろう。 一方、中級部女子は大混戦。神戸、京都中高、東大阪、東京朝中、埼玉、東京第4のどこが勝ち上がってもおかしくない試合が続いた。結果、決勝戦は東京朝中と埼玉の顔合わせとなった。 伝統のオールコートプレスでボールキープをさせない東京朝中に対し、パッシングでつなごうとする埼玉のミスが重なり点差は開き、東京朝中が見事チャンピオンに返り咲いた。 3位決定戦ではメンバー5人で変則ディフェンスを披露し相手を翻弄した東京第4が東大阪を下した。 ◇ 【大会成績】 中級部男子 東京学区新人戦(初級部)が11日、東京朝鮮中高級学校体育館で行われた。総当りのリーグ戦で行われた大会の結果は以下のとおり。 ◇ 【大会成績】 男子 [朝鮮新報 2008.5.14] |