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ボクシング日本フライ級次期挑戦者決定戦 金智哉選手、判定勝ち

夏にタイトル挑戦予定

終始、優勢に試合を進めた金選手(右)

 在日同胞プロボクサーで日本フライ級4位の金智哉選手(22、リングネーム=金城智哉、ワタナベボクシングジム所属)が14日、後楽園ホールで行われた日本フライ級次期挑戦者決定戦で、同級3位の今宮佑介選手(古口ボクシングジム所属)を判定で下した。

 ボクサーファイターの金選手は序盤から手数で優った。6Rには金選手の有効打により相手選手の左目じりが切れた。最終8R残り30秒からスパートをかけた際、カウンターパンチでダウンを奪われるも、優勢は変わらず3−0で判定勝ちした。

 「良いパンチをもらってしまった。まだまだ」と金選手。ワタナベジムの渡辺均会長は「内容は一方的で、終始こちらが優勢だった」と満足げに話し、「今後はディフェンスに磨きをかけていきたい」と語った。

 金選手の姉、金衣里さんは、「会場で声援してくれた東北初中高の同窓生らのおかげで弟はがんばれた」と笑顔で話した。

 金選手の次戦はフライ級タイトルマッチ。7月頃を予定している。(李東浩記者)

[朝鮮新報 2008.4.17]