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〈全国高校選抜大会〉 ウエイトリフティング 北海道 徐文平選手が7位

 第23回全国高等学校ウエイトリフティング選抜大会が3月27日から30日にかけて金沢市総合体育館(金沢市)で行われ、北海道朝高・徐文平選手(高3)が105キロ級で7位となった。試合が行われた30日、会場には総連石川県本部・盧秀吉委員長をはじめ北陸朝鮮初中級学校の生徒がポスターを作るなど応援、同胞らもかけつけ観戦した。

全国で必ずメダル獲る

クリーン&ジャークで132キロをあげた徐文平選手

 徐文平選手はスナッチ1回目で102キロを挙げると、続く2回目でも自己タイ記録の107キロに成功(練習では107.5キロが最高)。3回目(110キロ)ではバーベルを膝にこすり惜しくも失敗。スナッチで12選手中7位(1位は119キロ)となった。

 クリーン&ジャークでは、132キロを軽々と挙げたが137キロ(2回目)で重心、フォームが崩れ失敗、同9位となった。

 トータル239キロという記録に「緊張した。でも緊張していたほうが自分は良い」と徐文平選手。少しずつ着実に伸ばしてきた記録だが「爆発的な伸びが必要」と冷静に分析する。また、きれいなフォームを確立し、勝負どころでしっかりと挙げるパワーをつける必要があると言う。

 北海道初中高ウエイトリフティング部でただひとりの部員として、結果に強いこだわりを持つ。とくに「国体」への思いは強く、「朝高生として初の金メダルを」と意気込む。

 「『全国大会』に行くと地域の同胞が応援してくれる。ほんとうにうれしい。同胞たちのためにもインターハイ、『国体』で結果を残すため、日々鍛錬したい」(徐選手)

 一方、金太壌コーチ(32)は「成功率を上げる必要がある、今よりも10倍の練習量が必要」と檄を飛ばす。そして今後は徐文平選手の体重を増やし105キロ超級で出場したいと話していた。(李東浩記者)

[朝鮮新報 2008.4.9]