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サッカー第15回「ピョンファ杯」 大阪朝高が4回目の優勝

3位に神戸朝高

優勝を喜ぶ大阪朝高の選手たち

 第15回朝・日親善高校広島サッカー大会「ピョンファ杯」(主催=広島朝鮮高級学校サッカー部後援会)が3月24〜25日に行われた。広島、神戸、大阪、京都の各朝鮮高級学校と、今冬の第86回全国高校サッカー選手権出場の江の川(島根)、作陽(岡山)をはじめ沼田(広島)、初芝橋本(和歌山)など中国、近畿地方の日本の強豪校8校の計12校が参加した。

 初日は4つのグループに分かれ予選リーグが行われ、2日目には各順位グループごとにトーナメント形式の順位決定戦が行われた。

 決勝では大阪朝高と大社高校が対戦。試合開始直後に得点した大阪が有利に試合を進めたが、後半に入って大社が追いつくなど、一進一退の攻防となった。結局、終盤にフリーキックで勝ち越しゴールを挙げた大阪が2−1で勝利し、2年ぶり4回目の大会優勝を果たした。

 同校の康敏植監督は試合後、「予想以上の出来だった。結果、内容の両方を追求できた」と大会を振り返り、「今年の目標は『全国制覇』。まずはインターハイ出場を目指して練習に励みたい」と話した。一方、3位決定戦では神戸朝高が江の川高校をPK戦の末に下した。

 1994年に始まった「ピョンファ杯」は今年で15回目を迎えた。大会初日の夜には、市内のホテルでレセプションが行われ、大会の主催者と参加者、朝・日のサッカー関係者らが多数出席した。

〈在日サッカー協会のページ〉 朝・日高校親善サッカー

[朝鮮新報 2008.4.2]