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アットホームな雰囲気提供

パク・ヨンイルさん 七宝山民泊宿所所長

 「海七宝」と呼ばれる咸鏡北道東海岸地区に続く一本道に軒を連ねる「七宝山民泊宿所」の責任者。ふもとの村、明川の出身で、5年前から所長を務めている。「空気が澄んでいて水もきれい。景色も言うことなし。七宝山こそ名山中の名山」と力説する。

 「民泊」とは日本でいう民宿に近いシステム。2階建ての朝鮮風家屋の一階は地元住民の居住スペース、2階が観光客用にあてられる。設備はホテルに負けず劣らない。「アットホームな雰囲気は七宝山観光にぴったり」と、パクさん。

 同地を訪れる観光客の数は年々増えつつあるが、宿泊者の割合はまだ少ない。「七宝山の魅力は日帰りではわからない。だからこそ施設を充実させて、より多くの宿泊客を誘致したい」と語る。

 「在日同胞も大歓迎。七宝山の美しさを心ゆくまで堪能してほしい」(相)

[朝鮮新報 2008.10.27]