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〈朝鮮服飾ものがたり82〉 女鞋

 舞台服飾のひとつに属し種類も多い。

 歌妓や舞妓が履いた。

 「白皮鞋」という白い革で作ったものは處容舞に使い、「オビリ」は黒革で作り、つま先を尖らせ、高句麗の蓮花舞に使った。

 ほかにも、花の刺繍を入れたもの、つま先に赤いサンモをつけたもの、「黒革鞋」と呼ばれる黒い革で作った靴などがある。

 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)

※女鞋:녀혜(ニョヘ)

[朝鮮新報 2008.9.24]