草笠は歌童服飾のひとつで、戎服を着たときにかぶった。朱黄色で丸みを帯びており、帽子の上と両脇にはキジの羽根を挿した。
ムビョンは、舞錐とも言う。雅楽で、差備工人たちがかぶった。
オグァンは、宗廟、祭享のときに差備工人たちがかぶったものである。前には花を飾った。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)
[朝鮮新報 2008.9.10]