〈朝鮮服飾ものがたり79〉 冒羅幞頭、交脚幞頭 |
これらは樂工服飾に属し、樂工たちがかぶる頭と巾の一種である。紙を折りたたんで作った。 冒羅頭は、典樂がかぶった頭で、ファファ頭は樂工と舞童がかぶった頭の一種。交脚頭は、冒羅頭と作りは同じだが両方に角がなく、帽子の後に重ねてついている。唐巾は、典樂または夾侍がかぶった。角巾は舞童がかぶった。帽子が角張っているのが特徴である。 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より) ※冒羅幞頭:모라복두、モラボクトゥ [朝鮮新報 2008.8.27] |