パク・ヘジョンさん　ウエイトリフティング朝鮮女子監督

　北京オリンピックで朝鮮に一つ目の金メダルをもたらしたウエイトリフティングのパク・ヒョンスク選手を指導する。シドニー、アテネ大会で銀メダルを獲得した同競技のリ・ソンフィ選手（女子５３キロ級スナッチ世界記録保持者）の監督を務めた名指導者だ。

　オリンピックで金メダルを取り祖国に捧げたいとの一心で12年間、選手育成に心血を注いできた。そして北京で夢を実現させた。

　金メダル獲得に「夢のようだ」と語った。４年後のロンドン大会でも、二人そろっての活躍が期待されるが、「金メダルはうれしいけど、今後を考えたら肩の荷が重い。栄誉を手にするよりも守ることの方が難しい」と慎重にコメント。もう少し金メダルの余韻を楽しみたいようだ。

　だが、練習で流した汗の量は結果に結びつく―それを何度もかみ締めた。（東）

［朝鮮新報 2008.8.18］