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「生涯、舞踊と共に」

黄香順さん 文芸同東海舞踊部副部長

 6月に愛知県で開かれた「あいちトンポ文化祭」で、数々の苦難を乗り越えてきた在日1世の想い、祖国統一への願いを踊りに込めて舞った。

 「統一に向けて、北と南の市民レベルでの交流を深めることは大切だと思う」

 黄さんは、文芸同東海支部舞踊部の副部長を務めるかたわら、朝鮮舞踊教室「舞姫」と「オモニチャンゴサークル」の講師、コリアン女性伝統芸術グループ「アリナレ」のメンバーとしても活躍している。

 初級部4年生から朝鮮舞踊を習いはじめ、出産、子育ての4年間を除き、「舞踊をやりたい」という一心で今日まで続けてきた。家事や育児に追われながらも、家族の応援を支えに日々舞踊と向き合っている。

 「民族文化を受け継ぎ、発展させるために尽力していきたい」と、生涯、舞踊に携わっていきたいと目を輝かせた。(裕)

[朝鮮新報 2008.7.14]