舞台服飾のひとつで、處容舞を舞うときに着た。
この衣装は、東西南北および中央の五方色を象徴してシルクで作られた。
前身ごろの裾は短く、後ろは長い。襟は丸くて広い。胸元は四角く、長く作られた。
前身ごろと後身ごろ、両袖には花模様を入れた。
東處容衣は青、西處容衣は白、南處容衣は紅、北處容衣は黒で作られた。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)
[朝鮮新報 2008.7.9]