姜河那さん　東大阪初級２年生

　「４．２４のことはたくさん聞いている」と話す東大阪朝鮮初級学校の２年生。劇団「タルオルム」のマダン劇「４．２４の風」に客演している。

　「タルオルム」の初舞台を踏んだのは、２００７年４月に兵庫県で行われた同劇の初演時。先日、パネルディスカッションと演劇「京都・滋賀の民族教育〜４．２４教育闘争６０周年を迎えて〜」が京都で行われた際にも出演し、観客席からひときわ大きな拍手を浴びていた。

　「雰囲気が好き。みんな大阪のおばちゃんみたい」。可憐な瞳で劇団について話す姿は愛らしい。

　いつか「風邪を治すことのできる医者になりたい」と話す一方、「オンマのように演劇を続けるかも。演技をするときのオンマはかっこいいし、うまいから」と微笑む。母親の金民樹さんは同劇団の代表を務めている。（浩）

［朝鮮新報 2008.5.26］