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「東北で民族的な音楽活動」

章仙実さん 音楽ユニット「ソナタ」代表

 3年前、長女の初級部入学を機に山形から仙台へ引っ越した。元北関東朝鮮歌舞団歌手。東京から山形へ嫁ぎ、一時期芸術活動を中断していたが、長女の入学後、東北朝鮮初中高級学校で催された「敬老の集い」をきっかけに音楽活動を再開する。

 十八番は朝鮮民謡「アリラン」。華麗なチマ・チョゴリに身を包み、同胞・学生約100人の大きな拍手を受けた。その後は、同校創立40周年記念行事はじめ青商会や女性同盟、総連の各種同胞関連イベントや、同胞結婚式などで歌声を披露。演奏、司会担当の3人を含め、ユニット名を「ソナタ」と命名した。

 「音楽活動を続けられたのは、周りの協力あってのこと。家族やメンバーには感謝している。宮城を拠点に東北地方の他県にも活動範囲を広めたい。そして、日本人にも見てもらいたい」と意欲を語った。(潤)

[朝鮮新報 2008.4.21]