詩と絵に民族心を込めて |
金真美さん 朝大文学歴史学部3年 今年1月から本紙に、詩と絵「今月の花木」を掲載。その時季に合った朝鮮の花木を、オリジナルの詩とともに紹介している。同作品は、昨年11月に朝鮮大学校で行われた留学同との学術行事に出品したものだ。 「祖国の香り漂う作品を作りたい」。作品を手がけようと思ったきっかけは、昨年9月に祖国で教育実習を行った時、大好きなコスモスを、学生たちが川辺で摘みプレゼントしてくれたこと。「祖国では花木がとても身近に感じられた」。また、心のこもったプレゼントに「豪華な花だから価値があるわけではない」と気づかされたという。 「作品を通して同胞たちに民族を感じてほしい」 児童文学を専攻している金さん。大好きな絵と文を用いて、民族情緒あふれる絵本作りにも精を出す。「民族性や文化を守っていけるよう、意欲的に活動していきたい」。(裕) [朝鮮新報 2008.3.17] |