演劇で朝鮮語力を向上 |
金順実さん 東北朝鮮初中高級学校教員 東北朝鮮初中高級学校の中級部では、昨年度から特別活動として演劇の練習を行っている。朝鮮語の水準を磨くこと、そしてみんなで何か一つのことをしようというのが目的だ。 「発音が悪いと、良い演技も輝かない」。まずは徹底的に基礎発音の訓練をし、発声、話術、感情など一つひとつ指導する。 生徒らは、朝鮮語をより愛するようになり、今まで使わなかった話し言葉も、自然と使うようになった。また団結力も深まり、少年団の活動にも積極的に参加するようになったという。 3日に東京で開かれた「07学年度中央口演大会東日本地方大会」で、同校は金さんが脚色をした演劇「明日に届ける手紙」で金賞を受賞。昨年に続き2年連続の栄冠を勝ち取った。 教員歴3年。教育研究論文や作文指導をはじめ、多方面においても数々の成果を上げている。(裕) [朝鮮新報 2008.2.12] |