囲碁の魅力教える伝道師 |
チョン・ソヒさん 文繍(ムンス)囲碁クラブ責任者 現在28歳、平壌市大同江区域にある文繍(ムンス)囲碁クラブの責任者として働く。 仕事はクラブの運営と利用者に対するコーチ。国内外の教材をそろえ、有段者の招聘講義を行うなど、囲碁の普及に情熱を注ぐ。 父の影響で大学卒業後、囲碁の世界に。03年のクラブ設立後、数多くの「囲碁愛好家」を育てた。彼女から囲碁のイロハを学んだ人は数知れず。今では「弟子」の中で師を圧倒する有段者も増えている。退勤時間が遅くなることもたびたびだが、「囲碁愛好家に囲まれて過ごすのは楽しい」とほほ笑む。 囲碁の魅力は「知恵と徳を与えてくれること」と、チョンさん。親しみを込めて彼女を「情熱的な囲碁の伝道師」と呼ぶ人も。同クラブで知り合った男性と昨年結婚、人生の伴侶も囲碁で得た根っからの囲碁人間だ。(平壌支局) [朝鮮新報 2008.2.4] |