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イラン外相が訪朝、政府高官らと会見

 イランのマヌチェフル・モッタキ外相一行が12、13の両日、朝鮮を訪問した。

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は12日、万寿台議事堂で、表敬訪問したモッタキ外相一行と会見した。

 委員長は席上、イラン政府と人民がイスラム革命の成果を守り、それを発展させていることについてうれしく思うと述べた。

 そして、金正日総書記が両国間の親善関係発展に深い関心を払っていることに言及し、イランとの関係を拡大、発展させるため努力すると強調した。

 モッタキ外相は、国の平和的統一のための朝鮮の努力を積極的に支持し、さまざまな分野で両国間の関係発展のため全力を尽くすと強調した。

 モッタキ外相は金正日総書記への贈物を金永南委員長に伝えた。

 朴宜春外相とモッタキ外相の会談が同日、万寿台議事堂で行われた。

 会談で双方は、両国間の親善・協力関係をさらに発展させることについてと、相互の関心事となる問題について意見を交わした。

 同日、最高人民会議の崔泰福議長は、万寿台議事堂で表敬訪問したモッタキ外相一行と会見した。

 また、朝鮮政府は、イラン外相一行のために、万寿台議事堂で宴会を催した。

 モッタキ外相一行、モルテザ・モラディアン駐朝イラン大使が招待され、朴宜春外相と関係者が参加した。

 朴宜春外相は演説で、イラン外相一行の訪朝は金日成主席がイランの高位指導者らとともにその基礎を築いた両国間の親善・協力関係を新たな高い段階へと発展させるうえで重要な契機になると述べた。

 モッタキ外相は演説で、イランと朝鮮間の親善関係は政治、経済、文化などさまざまな分野にわたって拡大、発展しているとのべ、両国が共通した立場に立って国際舞台で支持し合ってきたことに言及した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.11.17]