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オランダで国際会議 過去清算 日本政府に要求

 日本の過去の清算を求める国際連帯協議会第5回会議が2日から4日までオランダで行われ、朝鮮とオランダ、ドイツ、英国、カナダ、米国など多くの国と地域の日本の過去清算を求める団体・人権擁護団体の代表団および代表、日本による戦争被害者が参加した。朝鮮からは洪善玉委員長を団長とする朝鮮日本軍「慰安婦」・強制連行被害者補償対策委員会代表団が参加した。

 会議で討論者たちは、日本がかつてアジア諸国を侵略して働いた性奴隷や強制労働、大量虐殺など反人倫的犯罪はハーグ条約に対する違反行為であると述べ、被害者に謝罪、賠償するのは日本政府が負っている国際法的義務であることを論証し、日本の過去の清算回避策動の不当性と道徳的低劣さを厳しく断罪した。

 会議では被害者の証言があり、参加者が発言した。

 発言者たちは、オランダ、米国、カナダの議会と欧州議会で日本軍「慰安婦」犯罪と関連した決議案を採択、通過させ、日本の過去の犯罪に対する国際社会の世論を喚起したことにふれ、在日朝鮮人の人権を擁護するための様々な活動を行ったことに言及した。

 そして、国際連帯協議会の組織強化、日本の過去の清算と関連した国際法制定のための活動展開など、日本の人権じゅう躙犯罪の清算のための方法論について議論した。会議で採択された決議は、過去の反人倫的犯罪に対する謝罪と賠償、歴史わい曲策動の中止を日本の政府と国会、企業に強く求め、日本の過去の清算を実現するための国際連帯活動をいっそう強化することについて強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.10.24]