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〈論調〉 米・南朝鮮上陸演習計画を非難

 米国の好戦狂らが北侵戦争の導火線に火をつけるため分別なく狂奔している。米軍と南朝鮮軍が11月初に行おうとする大規模の海上合同軍事演習をその代表的実例に挙げることができる。

 報道によると、この海上合同軍事演習は上陸作戦を基本にして行われる。

 この上陸作戦演習に参加する米軍と南朝鮮軍の海兵隊兵力は1万人を越える。今まで米軍と南朝鮮軍が上陸作戦演習を行ったが、1万人以上の海兵隊兵力が投入されたのはかつてなかった。今年3月、キー・リゾルブ、フォールイーグル合同軍事演習の際に上陸作戦演習に参加した兵力も連隊クラスの規模であった。ところが、今回は2個連隊の南朝鮮軍海兵隊と1個連隊の米軍海兵隊を動員して、史上最大規模の上陸作戦演習を繰り広げようとしている。

 最近、米国の支配層が自分らのなすべきことはせず、むしろわが国に言い掛かりをつけているのは、世論をミスリードして北侵戦争を挑発する名分を立てるための狡猾な術策である。

 米国と南朝鮮好戦狂らの北侵戦争挑発策動によって現在、朝鮮半島の緊張状態はさらに高まっている。現在の事態は、わが軍隊と人民が自衛的国防力をあらゆる面から強化してきたことの正当性と、今後も戦争抑止力を打ち固めていかなければならないということを示している。わが軍隊と人民はいかなる侵略者も一撃で粉砕する万端の準備をより整えていくであろう。

 米国と南朝鮮好戦狂は、武力でわが国をどうにかしようとする愚かな企図を捨てるべきである。

 もし、彼らが北侵戦争を挑発する場合、1950年代の戦争とは比べようもない強力な懲罰を受けることになるであろう。(民主朝鮮9月28日付論評)

[朝鮮新報 2008.10.3]