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米食糧支援1次分、朝鮮に到着

 米政府の対朝鮮食糧支援の第1次分となる小麦3万7000トンが6月29日、朝鮮に到着した。

 国連食糧計画(WFP)によると、3万7000トンのうち1万8000トン分を積んだ米国籍船舶が同日、南浦港に到着した。残りの1万9000トンは咸鏡南道の興南港と咸鏡北道の清津港に到着した。

 朝米は5月6、7の両日、平壌で食糧提供に関する協議を行った。米国側は16日、朝鮮に対し50万トンの食糧提供を行うことを正式発表した。

 10万トンは米国の非政府組織(NGO)を通じて、残り40万トンはWFPを通じて提供される。

 今回の第1次支援は、朝鮮側の核計画申告書提出と米国側の「テロ支援国家」リスト削除および「敵性国通商法」適用終了など6者会談の10.3合意に基づく朝米同時行動措置がとられた直後に行われた。

 一方、朝鮮と米国、WFP側が6月27日、対朝鮮食糧提供と関連する了解覚書に署名したと米CNNテレビが伝えた。WFP側は、食糧引渡し要員の追加派遣が可能になり朝鮮での食糧支援活動を「劇的に拡大」できるようにったと評価した。

[朝鮮新報 2008.7.7]