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「朝鮮との親善関係強化」 駐朝ロシア大使

 レリ・スヒニン駐朝ロシア大使はロシアの国慶節に際して11日に催した宴会で、朝鮮との親善関係を強化することはロシアの対外政策の変わらぬ優先的な方向の一つであると述べた。

 また、ロ朝両国間に調印された親善善隣協力条約と両国の最高首脳が平壌とモスクワで署名した共同宣言、モスクワ宣言の合意を指針としてロ朝外交関係樹立60周年を迎える今年、朝鮮との伝統的な親善・協力関係を引き続き発展させるであろうと述べた。

 一方、宴会に招かれた朴宜春外相は演説で、最近ロシアで大統領選挙が成功裏に行われ、国の安全と対外的権威を固守し、経済を発展させる活動において成果を収めていることに言及した。さらに、朝ロ関係を両国間に合意された共同文書の精神にのっとって引き続き強化、発展させることは朝鮮政府の一貫した立場であると強調した。

 そして、朝鮮とロシア間の外交関係樹立60周年にあたる意義深い今年、双方が互恵的な協力と交流をいっそう発展させるために共同で努力することによって、りっぱな結実をもたらすものとの確信を表明した。

 一方、ロシア国慶節を迎えて駐朝大使館員が12日、平壌にある解放塔とソ連軍烈士の墓に献花した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.6.18]