超党派の日朝友好区議連が総会 対話を通じ関係の進展を |
日朝友好促進区議会議員連絡会第6回総会が3日、都内で行われた。 総会には、都内17区から70人の区議会議員、そして総連東京都本部の朴昌吉委員長をはじめ都内の総連支部委員長と活動家も参加した。 総会ではまず、活動報告と会計報告が行われた。 続いて、超党派の国会議員らによって5月22日に発足した「日朝国交正常化推進議員連盟」の川上義博事務局長(民主党)が発言した。 川上事務局長は、朝鮮を取り巻く国際情勢が進展の兆しをみせるなか、日本だけが「制裁」を行うことに疑問を持った超党派議員らによって議連が結成されたと述べ、「(日朝国交正常化に向けた活動を)ともにがんばっていこう」と区議連の議員らを激励した。 この日、総会に参加した議員らは党派を超え、互いの活動経験、今後の課題などについて和気あいあいとした雰囲気のなかで意見を交わした。 区議連代表世話人の江口済三郎議員(中野区)は、「米朝関係の進展、国会議員らの議連結成などをみると、日朝関係も今後1年以内に前進するだろう。われわれが繰り広げてきた『草の根』活動の力が発揮された」と指摘しながら、対話を通じた日朝外交の進展に期待を表明した。 総会の司会を務めた渋谷区の伊藤美代子議員は、「日朝友好を促進するためどのようにすべきかを考え、行動することがわれわれの課題」だとしながら、「各議員が信念をもって努力すれば日本を変えていけると思う」と語った。(呉陽希記者) [朝鮮新報 2008.6.11] |