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朝統平国際連絡委 コンクリート障壁解体を要求

 朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会(朝統平国際連絡委)は5月20日、コンクリート障壁の解体を要求して声明を発表した。

 声明は、朝鮮半島の中部を横切って240余キロの区間に構築されたコンクリート障壁は米国の「二つの朝鮮」政策により南朝鮮当局が数十年前に築いたものだと指摘した。また、米国は朝鮮の分断を永久化するため北の「南侵脅威」を口実に北南間の人為的な「国境」を遮断することにしたとし、6.15北南共同宣言に従って推進される統一プロセスにもかかわらず、コンクリート障壁は未だ解体されていないと指摘した。

 そして、李明博政権が朝鮮統一の流れを阻もうと策動をしていると指摘し、こうした情勢のもと世界の進歩的勢力は、朝鮮の統一と平和のために国際社会がコンクリート障壁を解体するうえで自らの責任を果たすよう求めるべきであると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.6.4]