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「平壌焼酎」、米国で販売開始

初回分で1680ケース

米国に輸出された「平壌焼酎」 [写真=聯合ニュース]

 4月29日から米国で「平壌焼酎」が販売されている。「平壌焼酎」の輸入元はニューヨークにある「米州朝鮮平壌貿易会社(KPT USA)」で、米国内での販売は「タンスリカー」が請け負っている。

 今回、米国政府の許可を得て輸入された焼酎は1680ケース(1ケース24本入り)。4月8日に朝鮮から出荷され22日にニュージャージー州のエリザベス港に到着した。

 焼酎の販売はまず、ニューヨーク、ボストン、ニュージャージー州、メリーランド州など東部で試験的に行われたあと拡大していくという。

 米国内で販売される「平壌焼酎」のアルコール度数は23度。トウモロコシ、米、もち米などを原料とし地下170メートルから汲み上げた天然岩盤水を使用している。「平壌焼酎」の卸売価格は1ケース90〜100ドルで食堂などでは1本10〜12ドル程度で販売される。

 KPTのパク・イルウ代表は、「『平壌焼酎』の輸入が米国と朝鮮が相互に信頼を築くかけ橋になれば」としながら、すでに今回の輸入量の2.5倍にのぼる量の焼酎を注文したと述べた。また、大同江ビールの輸入も推進していると明らかにした。

[朝鮮新報 2008.5.12]