４．２４教育闘争は、在日朝鮮人運動を揺らん期に圧殺し、正当な民族的権利を奪おうとする米日反動層の弾圧策動に、在日同胞が団結した力で立ち向かってたたかった在日朝鮮人運動史上初となる最大規模の最初の大衆的な闘争であった。

　全同胞的な４．２４教育闘争を通じて在日同胞は、一つに団結して断固たたかえばいかなる暴圧も粉砕して民族的権利を守り抜くことができるという貴重な真理を胸に刻みつけた。

　現在、総連をめぐる環境は、在日朝鮮人に対する暴圧の嵐が吹き荒れていた６０年前と何ら変わらない。朝鮮民族に対する敵対意識が骨髄に徹した日本の反動層は、在日同胞の民主的民族権利を奪い、在日朝鮮人運動を抹殺するためにあらゆる謀略と弾圧、迫害を執ように行ってきた。そしてそれは最近、いっそう横暴になっている。

　総連の活動家と在日同胞は、６０年前の闘争を通じて胸に刻んだ４．２４の精神を生かし、万難を排して必ず勝利するであろう。（労働新聞４月２４日付論説）

［朝鮮新報 2008.5.7］