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〈論調〉 「ロケット砲輸出」説 日本の卑劣な謀略劇

 このほど、NHK放送をはじめとする日本のマスメディアは、朝鮮がミャンマーに「多連装ロケット砲を輸出」したという荒唐無稽な世論を大々的に流布し、反朝鮮キャンペーンに血道を上げている。

 とりわけ、日本の反動層が朝鮮に対する「制裁」措置を再延長する、総連に対する弾圧を強めるとして反朝鮮・反総連策動を行っている時に、虚偽とねつ造で一貫している「ロケット砲輸出」説を流布して反朝鮮謀略策動を行っていることを重大視せざるをえない。

 現在、日本の執権勢力は深刻な混乱と危機に陥って苦しんでいる。与野党間の激化する意見対立と摩擦により、深刻な政治危機が生じている。執権層の間での不正腐敗行為が後を絶たないうえに、経済が停滞し、物価が上昇するなどして福田内閣に対する国民の不満と不信は日増しに高まっている。最近、福田内閣支持率は20%台に落ち込んでいる。これに慌てた日本の反動執権層は、危機からの活路を反朝鮮対決政策に求めている。

 「ロケット砲輸出」説も、こうした不純な目的を達成するために考案した卑劣な謀略劇である。

 今回、日本の反動層が騒ぎ立てる朝鮮の「ロケット砲輸出」説については、米国も否定している。

 朝鮮人民は、日本反動層の反朝鮮謀略策動を朝鮮半島非核化のプロセスを破たんさせ、朝・日敵対関係を爆発寸前へ導こうとする意図的で計画的な政治的挑発行為であると見なし、これらの挑発についてしっかり計算するという意志をいっそう固めている。

 日本の反動層は、反朝鮮謀略策動がもたらす重大な結果について熟考し、それを直ちに中止すべきである。(民主朝鮮18日付論評)

[朝鮮新報 2008.4.25]