李明博一味が提唱している「非核・開放・３０００」は６．１５統一時代に全く反する極めて反民族的で反統一的な宣言である。

　「非核・開放・３０００」は一対一のやり取りという幼稚な思考観点から発したもので、本質的に、かつて南朝鮮の反統一逆賊らが北南関係の発展と統一運動を阻むために持ち出した「相互主義」のコピーである。

　李明博が和解と団結の相手であるわれわれを甚だしく冒とく、愚弄する「非核・開放・３０００」のような極めて挑発的な政策を掲げるのは結局、北南関係を破局に追い込み、同族間の対決と戦争を招く結果しかもたらさない。

　全同胞が自主統一の希望と信念を抱いて祖国統一運動に決起している時に、李明博一味が頭をもたげて売国的・反逆的な「非核・開放・３０００」をうんぬんし、民族の志向と時代の流れに挑戦するのは、実に許し難い反民族的・反時代的妄動に他ならない。

　李明博は親米事大主義と反北対決に気が狂ったあげく、初歩的な時代感覚と同族意識もない。大勢の流れも、月日がどう流れているのかも知らずに分別なく振る舞っている李明博逆徒こそ、現実認識もまともにできない者に違いない。（労働新聞１１日付論評）

［朝鮮新報 2008.4.18］