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出水市日朝友好協会 総会&金剛山歌劇団ディナーショー

「国交正常化実現が共通目標」

総会の様子

 出水市日朝友好協会(以下協会)2008年度会員通常総会が3月30日、鹿児島県出水市内で行われた。

 総会では小田原章会長のあいさつに続き、07年度の事業および収支決算が報告され、▼会員の親睦を深める例会▼日本と朝鮮民族の理解を深めるための文化交流▼訪朝(9月予定)▼日朝国交正常化早期実現に寄与する事業などの08年度事業計画が決定された。

 協会は出水市に住む在日同胞と日本市民の交流を目的に02年9月に発足。会員数は今年度6人の新会員を迎え30人となった。

 会員の杉本尚喜・出水市議会議員は、「日朝は近くて遠い国だと表現されるが、本当の近い国になるべきだ。協会の活動はとても重要。このような活動をしなければ将来、子どもたちが朝鮮に対する偏見をもつことになるだろう。日本中でこのような動きが活発になれば」と話した。

 総会後、協会主催で「日朝友好の夕べ 金剛山歌劇団ディナーショー」が行われ、同胞、日本市民ら100余人が観覧した(写真)。

 小田原章会長は「われわれは、一日も早い日朝国交正常化の実現を願う共通の目標をもち民間レベルの交流を続けている。たとえ規模は小さくともそこから大きな希望を見出している」と語った。(呉陽希記者)

[朝鮮新報 2008.4.4]