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国連大使、HEU疑惑を否定

 朝鮮の朴吉淵国連大使は19日、国連本部の潘基文事務総長を訪問した席上で、朝鮮の高濃縮ウラン(HEU)計画とシリアとの核協力に関する疑惑を全面的に否認した。連合ニュースが報じたところによると、朴大使は「朝鮮はHEUを持っておらず、シリアに渡したこともない。将来もそのようなことはないだろう」と述べた。

 また朴大使は、13日にスイスのジュネーブで開かれた金桂官外務次官とヒル次官補による朝米会談の結果を説明し、「技術的な協議が続くだろう」と話した。

 一方、潘事務総長に対して北南関係の進展に向けた話し合いと協力を強調し、朝鮮半島問題に対して常に気を配るよう要請した。 

 2001年から国連大使を務める朴吉淵大使は近いうちに離任することが伝えられている。今回の事務総長訪問も、離任のあいさつとみられている。

[朝鮮新報 2008.3.24]