top_rogo.gif (16396 bytes)

開城観光 9000人を突破

 昨年12月5日に始まった開城観光が事業開始から1カ月で、9000人を突破するなど順調に進んでいる。

 南の現代峨山が4日に発表したところによると、開城観光参加者は昨年12月末までに7470余人を記録した。

 開城観光は昨年11月3日、北側の朝鮮アジア太平洋平和委員会と現代グループの間で正式に合意されたもの。現在、週6日実施されており、一日の人数は最大300〜350人で設定されている。今年1月の日別予約率も平均90%を超えている。

 現代峨山側は開城観光に対する高い人気を背景に、今年中に飲食店などのサービス施設を増やすとともに、朴淵瀑布や市内に限定されている観光コースを拡大し、観光客を一日最大500人まで増やす計画を検討中だという。また、料金設定についても弾力化していく方針だ。

 現代峨山関係者は、「開城はソウルから近いうえに価格もそれほど高くなく、客側の反応が予想以上にいい」と説明。「天気が暖かくなるにつれ観光客の増加が予想されるので、インフラの拡充などを北側と協議している」と話した。

[朝鮮新報 2008.1.16]