マスゲーム「繁栄あれ祖国よ」 在日同胞の反響 |
「一心団結の力を見た」 【平壌発=文・李相英、鄭茂憲、写真・文光善記者】建国60周年に際して創作されたマスゲーム「繁栄あれ祖国よ」が8日、国慶節慶祝行事の一環として綾羅島のメーデースタジアムで上演された。 党と国家、軍隊の幹部、祖国を訪問した在日本朝鮮人祝賀団と各級代表団、訪問団をはじめ海外同胞、海外からの来ひん、平壌市民たちが公演を観覧した。
全6章で構成されたマスゲームは、1948年の建国から今日に至るまでの朝鮮の60年史を凝縮した。 公演を鑑賞した在日同胞は、「祖国の一心団結した力を見た」「傑作だ」と、それぞれ感嘆を表した。 東京在住の40代の同胞男性は「公演は、金日成主席が国を建て、総書記の指導のもと、祖国が強盛大国に向けて前進していることを再び実感させてくれた。人民の団結した力があふれる作品の各章と節に、祖国の60年の歴史が見事に表現されている。レベルの高い公演だった」との感想を述べた。 青森青商会の朴永光会長(36)は「気迫にあふれ、出演者の団結した姿から、祖国は少しも動じないという信念を持てた。2012年に向けて力強く進む朝鮮の息づかいを感じた」と話した。 第1章3節「主席を忘れられません」は、会場のムードが頂点に達するシーンだ。フィールドの体操隊が揺れる金色の穂波を描き、背景には笑顔で田野に立つ金日成主席の姿が映し出される。 今回、公演を鑑賞した在日同胞の中で最も大きな拍手と感動を誘った。 朝鮮大学校の各学部学生祖国訪問団と留学同訪問団など、青年学生たちも公演を観覧した。 留学同東京に所属する崔賀英さん(聖路加看護大学3年)は「この感動は言葉で表せない。第2章5景の子どもたちの夢が背景に映し出されたシーンが印象深かった」と感想を述べた。 朝鮮大学校外国語学部の姜陽熙さん(3年)は「主席と総書記を慕う人民の忠誠心、先軍政治の生活力、祖国統一を願う人民の気持ちをよく知ることができた。祖国のためにもっと一生懸命に学んでいきたい」と話した。 [朝鮮新報 2008.9.19] |