朝鮮外務省代弁人 米・南合同軍事演習を糾弾 |
「実践措置講じる」 朝鮮外務省スポークスマンは20日、米国と南朝鮮が18日からウルチ・フリーダム・ガーディアン合同軍事演習を行っていることと関連して朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。 スポークスマンは、今回の合同軍事演習について「朝鮮に反対する戦争演習」だとしながら、米国と南朝鮮の対朝鮮敵視政策と北南対決政策の明らかな証拠となると指摘した。 そして、米国が1970年代中ごろから毎年行ってきたウルチ・フォーカスレンズ合同軍事演習を今年からウルチ・フリーダム・ガーディアンに改称して、南朝鮮軍が「主導」し、米軍が「支援」する形式で行うことは南朝鮮を北側に対する突撃隊にしようとする自身の対朝鮮戦略と関わりがあると指摘した。 そのうえで、米国とその追従勢力がうんぬんする「朝鮮半島有事」が朝鮮に対する核先制攻撃を指すということが明らかになった条件のもと、朝鮮は最近米国が核問題と関連して言及している「国際的基準に見合う検証」という不当な要求についてさらに覚醒を高めるほかないと主張した。 そして、米国とその追従勢力の軍事的威嚇が続くかぎり、朝鮮は核抑止力を強化し、国の安全を最優先する原則をもって提起されるあらゆる問題を判断し、該当する実践的措置を講じていくと強調した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2008.8.22] |