南船舶が北漁船と衝突事故 北側が通知文 |
13日発朝鮮中央通信によると、12日午前2時25分頃、南側の運搬船「トンイ1号」が砂を積んで南側に航行中、高城(江原道)の東方4.6カイリ沖合で北の漁船と衝突する事故が起きた。 東海地区北南管理区域北側軍事実務責任者はこの事故に関連し、南側に次のような内容の通知文を送った。 今回の事故は、南側の運搬船船長が疲れた船員たちを寝かして一人で船を操舵していたところ、前方にいたわが方の漁船を発見できなかったために発生した。 これについては運搬船の船員たちが一様に認めた。 南側の不注意で発生した事故により、わが方は2人の漁民が死亡し、漁船が沈没する不詳事に見舞われた。 しかし、わが方は今回の不詳事が深夜に発生した偶発的な事故であるという点を考慮して南側の砂運搬船と船員を送還する同胞愛的な措置を講じることにした。 これにより、南側の砂運搬船と船員は13日午後、長箭港を出た。 [朝鮮新報 2008.8.20] |