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李政権の反北キャンペーンを糾弾 民和協が談話を発表

 朝鮮の民族和解協議会(民和協)のスポークスマンは6月30日、北南関係を最悪の事態へ追い込んでいる李明博政権を厳しく糾弾する談話を発表した。

 談話は、「6.25参戦勇士慰労宴」に出席した李明博大統領が北側を中傷するとともに、政府関係者と「在郷軍人会」の会員をはじめ数千人の親米勢力を動員して「記念式」「安保講演会」「市街行進」を行うなどの反北対決キャンペーンを公然と行ったことに言及し、「これはわれわれに対する露骨な挑発であり、許しがたい対決宣布」だと指摘した。

 談話は、李明博政権が「和解と団結、平和と統一を望む同胞の志向と願いに逆行して絶え間ない対決策動で北南関係を予測できない最悪の状態に追い込んでいる」と糾弾した。

 また、朝鮮戦争は「米国の侵略戦争政策の所産」だとしながら、「それにもかかわらず李明博一味は、戦争挑発者である米国をひ護し、同族にあくまでも反対するヒステリーを起こしている」と非難した。談話は、「李明博一味は同族対決騒動の結果に対して全責任を負うことになるだろう」と強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.7.4]