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米軍削減計画取り消しを糾弾 朝鮮人民軍板門店代表部

 朝鮮人民軍板門店代表部のスポークスマンは9日、米国防長官と南朝鮮国防長官が3日にソウルで会談を行い南朝鮮駐屯米軍兵力の削減計画の一部を取り消すことを公式確認したことと関連し、これを糾弾する談話を発表した。

 スポークスマンは「これは、南朝鮮占領と朝鮮の分裂を永久化しようとする米国の企図を再度確認、公布したことになる」としながら、南朝鮮から米軍兵力を撤退させることは、「朝鮮問題を平和的に解決するための先決条件」だと指摘した。

 また、「米国の保守強硬勢力と南朝鮮の反動勢力の反朝鮮策動が日ごとに強化されているこんにちの現実は、朝鮮半島の『非核化』という美名のもとにわれわれの核抑止力を骨抜きにし、武装解除させようとする米国とその追従勢力の陰険な策動に強力な対応措置を取ることを朝鮮人民軍に求めている」としながら、「朝鮮半島の非核化が米国の侵略策動強化の口実と隠ぺい幕に利用されてはならない」と強調した。

 スポークスマンは、米国と南朝鮮の好戦勢力がこんにちのように朝鮮に対する戦争策動を引き続き追求するなら、朝鮮人民軍は全ての戦争抑止力をより確固と強化する道を選ばざるを得なくなると述べ、「米国の保守強硬勢力と現南朝鮮執権者らは、日ごとに先鋭化しているわが国との軍事的対決が6者会談と朝米関係、北南関係をどこへ導いているのかについて熟考し、分別のある行動を取るべき」だと警告した。

[朝鮮新報 2008.6.11]