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対話と接触中止、通行遮断を通知 将官級軍事会談北側代表団団長

 南朝鮮軍当局は南朝鮮軍合同参謀本部議長の「先制攻撃」発言の取り消しと謝罪を求める北南将官級軍事会談北側代表団団長の通知文(3月29日)に対して2日、回答通知文を北側に送った。南朝鮮軍当局は通知文で、「先制攻撃」暴言に対する北側の立場に関して、「任意に解釈して問題視したもの」「適切でない措置」「遺憾」などと指摘した。また、現事態の責任を北側に転嫁しようとする立場から、北側に「恣意的な誹謗と緊張醸成行為」を即刻中止することを求めた。

 南朝鮮軍当局のこのような対応に対して、北南将官級軍事会談北側代表団団長は3日、南側代表団首席代表に北側の立場を説明する通知文を再び送った。

 通知文は、南側が回答通知文で明らかにした立場は「単なる弁明に過ぎない」と一蹴し、すでに明らかにした北側の原則的な立場どおりに即時「当該の軍事的対応措置を講じることになる」と指摘した。

 通知文の送付を伝えた3日発朝鮮中央通信の報道は、「南朝鮮軍当局は、いかなるさ細な『先制攻撃』企図に対しても、それよりもさらに迅速で、さらに強力なわれわれの方式による先制攻撃で対応するというわれわれの立場をしっかり認識すべきであり、すべての北南対話と接触が中止され、通行遮断措置が取られるようになった責任から絶対に逃れられない」と指摘した。

[朝鮮新報 2008.4.7]