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神戸製鋼の強制連行を告発 在朝被害者団体が報告書

 朝鮮「日本軍『慰安婦』および強制連行被害者補償対策委員会」(朝対委)は8日、「株式会社神戸製鋼所での朝鮮人強制連行および強制労働犯罪に対する真相調査報告書」を発表した。

 同委員会は日本の植民地時代に強制連行された朝鮮人被害者とその遺族に対する調査活動の過程で、神戸製鋼所の本社工場に強制連行され奴隷労働を強要された被害者を探し出し、日本の朝鮮人強制連行および強制労働犯罪の一端を資料的に立証した。

 報告書は、調査活動の経緯や神戸製鋼での強制労働犯罪の実例が詳細に記録されている。

 朝対委は日本政府に対し、強制連行および強制労働犯罪の法的責任を認め、存命中の被害者はもちろん犠牲者とその遺族に対しても謝罪し賠償することを求めた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.3.12]