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23日 東京・足立で「弁当の日」の考案者 竹下和男さんの講演会

子どもの「食」を考える

 子どもが作る「弁当の日」、自分で作る「弁当の日」、一品持ちより「弁当の日」。そんな取り組みが広がっている(写真)。

 23日、「こどもがつくる弁当の日」の考案者、竹下和男・香川県綾川町立綾上中学校校長の講演会が、東京都足立区で開かれる。

 「親は絶対に手伝わないでください。作るのは、子どもたちです」−。

 01年、香川県滝宮小学校で始まった「子どもが作る『弁当の日』」は、家族に会話と「くらしの時間」を生み出し、子ども自身の生きる力を目覚めさせた。

 この取り組みは、さまざまなメディアでも取り上げられ、大きな反響を呼んでいる。実施校も25都道府県166校(08年10月22日現在)に広がった。

 1部は、竹下和男校長の講演。2部は、「ビックコミックオリジナル」(小学館)に「玄米先生の弁当箱」を連載中の漫画家、魚戸おさむさんと竹下和男校長との対談で構成される。

 たくさんのスライドを使いながら、今の子どもたちが何に「飢えて」いるのか、大人が子どもたちから何を奪ってきていたのかを考える。

 11月23日(日)14時〜16時30分。シアター1010視聴覚室(東京都足立区千住3−92)。参加費800円。定員は60人。

 問い合わせ・申し込みは、自然食通信社 TEL 03−3816−3857、Eメール=info@amarans.net

[朝鮮新報 2008.11.14]